嵐山駅 (京福電気鉄道) (Arashiyama Station (Keifuku Electric Railroad Co., Ltd.))

嵐山駅(あらしやまえき)は、京都市右京区嵯峨天龍寺造路町にある京福電気鉄道京福電気鉄道嵐山本線の鉄道駅。
駅ナンバリングはA14。

駅構造

頭端式ホーム3面3線の地上駅。
1番線には降車専用ホームもあり、2番線に到着した電車は、3番線を使用していない時は、3番線側のホームを降車用のホームとして利用する。
3番線は北野線直行電車用として利用する以外は、あまり利用されていない。

1番線と2番線の間にあるホームには嵐山温泉の湯をひいた「駅の足湯」が設けられており、鉄道を利用する・しないに関係なく、利用券(150円・タオルつき。嵐電1日フリーきっぷ所持者は100円。) を購入すれば利用できる。

駅舎は3階建てで、2階・3階部分が日本初の女性専用ホテル「嵐山レディースホテル」となっていたが、2002年に営業を終了し、土産物屋、漬物屋、飲食店などが入った商業施設「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」に改装され、2007年10月には全面改装された。

駅周辺

嵐山も参照。
駅前の道路は渡月橋から続く嵐山のメインストリートであり、天龍寺や嵐山公園が近い。

阪急電鉄嵐山駅 (阪急)、西日本旅客鉄道嵯峨嵐山駅、嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅はともに徒歩約10分。

バス

京都市営バスと京都バスでバス停名が異なる。
なお、11月1日から30日は秋季交通規制が敷かれるため、一部系統が迂回を行い当停留所を経由しなくなる。

嵐山天竜寺前(市バス)

11系統:三条駅 (京都府)行/山越中町行

28系統:京都駅行/大覚寺行

93系統:錦林車庫行

京福嵐山駅前(京都バス)

61系統:大覚寺行/三条京阪行

62系統:清滝行/三条京阪行

71系統:大覚寺行/京都駅行

72系統:清滝行/京都駅行

83系統:京都駅行/苔寺行

90系統:西山高雄行/阪急嵐山駅行

歴史

1929年~1944年にかけては愛宕山鉄道が、愛宕山 (京都市)の愛宕神社 (京都市)への参詣路線としてこの駅から発着していた。

1910年(明治43年)3月25日 嵐山電車軌道の駅として開業。

1918年(大正7年)4月2日 会社合併により京都電燈の駅となる。
1929年(昭和4年)4月12日 駅移転。
愛宕山鉄道が嵐山~清滝間に開業。

1942年(昭和17年)3月2日 路線継承により京福電気鉄道の駅となる。

1944年(昭和19年)2月11日 愛宕山鉄道廃止。

1974年(昭和49年)10月1日 2階以上を女性専用ホテル「嵐山レディースホテル」とした駅舎が完成。

2002年(平成14年)6月15日 「嵐山レディースホテル」この日で営業終了。

2002年(平成14年)10月26日 駅舎の元レディースホテル部分を中心に改装した商業施設「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」が開業。

2004年(平成16年)9月18日 駅構内に「駅の足湯」開設。

その他

第4回近畿の駅百選に選定されている。

由布院駅との間で駅の足湯で姉妹提携を結んでいる。

隣の駅

京福電気鉄道

嵐山本線

嵐電嵯峨駅 A13 - 嵐山駅A14

[English Translation]